freshclamがYour ClamAV installation is OUTDATED!で失敗する際の対策

freshclamがYour ClamAV installation is OUTDATED!で失敗する際の対策 サーバー

ClamAVのウイルス定義データベースの更新コマンドである「freshclam」を実行しようとしたら、「Your ClamAV installation is OUTDATED!」と表示されて更新が出来ない。

早速調査して対策します。

■動作確認環境
CentOS Linux 7.9
ClamAVはデーモンとしてclamd@scanを利用

状況

freshclam」を実行すると以下のようなエラーが出てウイルス定義データベースの更新が出来ません。

freshclamのエラー

原因

freshclam」の実行直後に表示されいる通り、ClamAV自体のバージョンが古いため、エラーが発生していました。

【※日本語訳】
警告:ClamAVのインストールは古くなっています!
警告:ローカルバージョン:0.102.2推奨バージョン:0.103.5
パニックしないでください! https://www.clamav.net/documents/upgrading-clamavを読む
更新可能な日次データベース(ローカルバージョン:26439、リモートバージョン:26479)
現在のデータベースは40バージョン遅れています。

対策

ClamAVの公式ドキュメントを見る

https://www.clamav.net/documents/upgrading-clamav を読め」と書かれているので、ブラウザで開きます。

ClamAVの公式ドキュメントページのスクリーンショット

ClamAVをアップデート

ドキュメントに記載されている方法でClamAVをアップデートします。

ドキュメントでは、「yum list clamav」と「yum update clamav」を実行しろと書かれていますが、今回のサーバー環境ではepelリポジトリはデフォルトで無効にしているので、「--enablerepo=epel」を付けてepelリポジトリを一時的に有効化し、以下の2つのコマンドを実行します。

yum --enablerepo=epel list clamav

yum --enablerepo=epel update clamav

ClamAVのアップデートが完了しました。

念のため、ClamAVバージョンを確認します。

OKです。

freshclamの実行

freshclam を実行します。

正常にfreshclamが実行され、ClamAVのウイルス定義データベースのアップデートが完了しました。

ClamAV(clamd@scan)のステータス確認

ClamAV(clamd@scan)のステータスを確認します。

起動に失敗しているようなので、再度clamd@scanの起動を行ってみます。

エラーが出て起動できません。

一度サーバーを再起動します。

サーバー再起動後に再度clamd@scanのステータスを確認します。

OKです。

clamd@scanのステータスで正常稼働を確認

正常にclamd@scanが起動しています。

まとめ

  • ClamAVのウイルス定義データベースの更新コマンドである「freshclam」を実行した際にエラーが出る場合は、ClamAVをアップデートする。
  • ClamAVをアップデートした後は、clamd@scanのステータスを確認して正常に起動しているか確認する。
  • ClamAVのアップデート後に、clamd@scanの起動に失敗する場合には一度サーバーを再起動する。(※ClamAVをアップデートした際は、念のために一度サーバーを再起動して、その後にもう一度clamd@scanのステータスを確認しておくと安心です。)

以上で解決です。