Windows10の環境変数の一覧と調べ方。便利な使い方も解説

Windows10の環境変数の一覧と調べ方 PC

Windows10で自分のユーザーフォルダを開いたり、コマンドプロンプトを利用しているときに環境変数を利用すると便利です。

たまに忘れてしまうことがあるので一覧表を作っておきます。

Windows10の環境変数一覧表

環境変数説明環境変数が示す場所又は値の例
%ALLUSERSPROFILE%All UsersのプロファイルフォルダC:\ProgramData
%APPDATA%アプリケーションデータC:\Users\【ユーザ名】\AppData\Roaming
%CommonProgramFiles%プログラム用共通フォルダC:\Program Files\Common Files
%CommonProgramFiles(x86)%プログラム用共通フォルダ(x86)C:\Program Files (x86)\Common Files
%CommonProgramW6432%プログラム用共通フォルダ(WOW64)C:\Program Files\Common Files
%COMPUTERNAME%コンピュータ名【コンピュータ名】
%ComSpec%cmd.exeのパスC:\WINDOWS\system32\cmd.exe
%DriverData%ドライバーデータフォルダC:\Windows\System32\Drivers\DriverData
%HOMEDRIVE%ホームドライブC:
%HOMEPATH%ホームパス\Users\【ユーザ名】
%LOCALAPPDATA%ローカルのアプリケーションデータC:\Users\【ユーザ名】\AppData\Local
%LOGONSERVER%ログオン先のサーバー名\\【コンピュータ名】
%NUMBER_OF_PROCESSORS%CPUの論理コア数8
%OneDrive%OneDriveフォルダC:\Users\【ユーザ名】\OneDrive – 【OneDriveユーザ名】
%OS%OS名Windows_NT
%Path%パスの一覧C:\WINDOWS\system32;C:\WINDOWS;(※以下省略)
%PATHEXT%拡張子無しで実行可能なファイル.COM;.EXE;.BAT;.CMD;.VBS;.VBE;.JS;.JSE;.WSF;.WSH;.MSC
%PROCESSOR_ARCHITECTURE%アーキテクチャx86
%PROCESSOR_ARCHITEW6432%アーキテクチャAMD64
%PROCESSOR_IDENTIFIER%CPUの詳細Intel64 Family 6 Model 30 Stepping 5, GenuineIntel
%PROCESSOR_LEVEL%CPUのFamily 値6
%PROCESSOR_REVISION%CPUのリビジョン1e05
%ProgramData%プログラム用データフォルダC:\ProgramData
%ProgramFiles%プログラム用フォルダC:\Program Files
%ProgramFiles(x86)%プログラム用フォルダ(x86)C:\Program Files (x86)
%ProgramW6432%プログラム用フォルダ(WOW64)C:\Program Files
%PROMPT%コマンドプロンプトの出力タイプ$P$G
%PSModulePath%PowerShellモジュールのパスC:\Program Files\WindowsPowerShell\Modules;(※以下省略)
%PUBLIC%PublicフォルダC:\Users\Public
%SESSIONNAME%セッション名Console
%SystemDrive%システムドライブC:
%SystemRoot%システムルートC:\WINDOWS
%TEMP%TMPフォルダC:\Users\【ユーザ省略名】~1\AppData\Local\Temp
%TMP%TMPフォルダC:\Users\【ユーザ省略名】~1\AppData\Local\Temp
%USERDOMAIN%ログオンしているドメイン名【ドメイン名】
%USERDOMAIN_ROAMINGPROFILE%ログオンしているドメイン名【ドメイン名】
%USERNAME%ユーザ名【ユーザ名】
%USERPROFILE%ユーザープロファイルフォルダC:\Users\【ユーザ名】
%windir%WindowsフォルダC:\WINDOWS

便利な使い方(例)

タスクバーの検索ボックス

タスクバーの検索ボックスに上記の環境変数一覧表にある環境変数を入力してEnterキーを押すだけで、環境変数が指定するフォルダを新しいウィンドウで開くことができます。

タスクバーの検索ボックスにから環境変数のフォルダを開く

ユーザーフォルダを開きたい場合は %USERPROFILE% と入力してEnter、AppDataを開きたい場合は %APPDATA% と入力してEnterですぐに開けます。

エクスプローラーのアドレスバー

エクスプローラーのアドレスバーに環境変数を入力してEnterキーで、環境変数が指定するフォルダを開くことができます。

エクスプローラーのアドレスバーに環境変数を入力してフォルダを開く

コマンドプロンプト

■ユーザのダウンロードフォルダに移動

■ユーザのダウンロードフォルダ内を一覧表示

■エクスプローラーでユーザのアプリケーションデータフォルダ(AppData\Roaming)を開く

忘れたときはsetコマンドで一覧表示

環境変数を忘れてしまったときは、コマンドプロンプトのsetコマンドで現在の環境変数一覧を表示できますので確認しましょう。

以上で解決です。

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