先日、ある老夫婦の知人宅でのこと。
NTTの家庭内内線電話の親機が調子悪いらしい。
ノイズが入ってしかも音が小さくて聞こえづらいという・・・
NTTに電話したが機種が古すぎて対応が難しく(80年代の機種)、家庭内に張り巡らされている内線電話のシステムを一式交換だとかなり予算が高くつくので、家電メーカーのワイヤレス内線電話機に買い替えを提案されたとのこと。
その後、もしかしたら壁から出ている電話線(ケーブル)のせいかもしれないと思い、自分でどうにかできないかと見てみたが電話線も普通のと違う(太い)とかなんとか・・・
調査
さっそくその電話機を見させてもらって状態を確認してみる。
確かにノイズがヒドイ。更に音量が小さい。これは重症だ・・・
これはどこかの端子の接触が悪いか、もしくは電話のケーブルが断線しかかっているのかもしれない思い、了解を得て壁に刺してある電話のケーブルを抜いて見てみる。
すると・・・
おおおお!!!???
こ、これは・・・
※画像は全て了解を得て撮影しています。
LANケーブル!!?
まさか???
どう見てもLANケーブル!
壁の差し込み口も見てみた。
電話機がわの差し込み口も見てみた。
すべて8極8芯!これは間違いない!
LANケーブルだ。
対策
さっそく後日、我が家で使わずに眠っていたCAT6(1Gbps対応)のそれなりに高性能なLANケーブルとコンタクトスプレーを持参して、ケーブルを交換してあげるために老夫婦のもとへと向かった。
※コンタクトスプレーとは「接点復活剤」といって電気系統の接触を復活させる魔法のスプレーのこと。(KURE工業のコンタクトスプレーはもはや伝説)
そして電話機の差し込み口と壁の差し込み口にコンタクトスプレーをちょっと吹きかけ、ケーブルを高性能LANケーブルに交換したその結果!!
完全に直った!!!
音もクリアーで音量もデカくなっている!
知人の老夫婦も大喜び!
これが噂の電話機です。
きっと80年代のバブルの頃から30年あまり頑張ったせいでケーブル差込口の接触も悪く、更にケーブルもヘタって断線しかかっていたのだと思います。
お疲れ様!そしてこれからもガンバレ!
いや~人に喜ばれるって本当にイイですね!
というわけでこれにて解決!