長らくDropbox Plusを使っていたのだが、Dropbox Businessの無料トライアルの案内がずっと出ていたので思わずクリックして申し込んでしまった。
しかし、用途が個人的なデータのバックアップと複数デバイスでの同期のため、利用するユーザー数は1人だけでよいということにすぐに気付いた。
というわけで、このDropbox Businessの無料トライアル版を解約します。ついでに、無料トライアル解約後に元のDropbox Plusに戻るかの検証も行います。
Dropbox Businessのユーザー数と価格に関して
Dropbox Business(Standard)は1ユーザーあたりの価格はDropbox Plusと同じです。
しかし、利用する際は、他のメンバーを招待していないユーザー1人きりの状態でも、最低でも3人分のユーザーに対しての課金が発生します。
実際に、Dropbox Business(Standard)の無料トライアルを申し込んだ直後に確認してみたところ、管理コンソールに「ライセンス:5件」と表示されています。
「ライセンスを管理」をクリックしてライセンス数を「1」に変更しようとしても、以下の画像のようにエラーが表示されます。
ライセンス数を「3」以上にすればエラーは出ずに合計の料金が表示されます。
つまり、月間払いの場合、Dropbox Business(Standard)の実質的な最低料金は 4,950円/月(税込み)ということになります。
さすがに自分1人でしか使わないDropbox Businessで4,950円/月(税込み)だとコスト的に高いので、当方は無料トライアルを即時解約することにしました。
無料トライアル解約の手順
Web版のDropboxにログインし、「管理コンソール」をクリックします。
「お支払い」をクリックします。
お支払いページの一番下までスクロールして「トライアル版をキャンセル」をクリックします。
アンケートの該当する部分を選択して「キャンセル処理を続行」をクリックします。
「Dropbox Businesをキャンセルする」をクリックします。
確認事項にチェックを入れて「チームを解散してログアウトする」をクリックします。
しばらくすると、Dropboxのログイン画面にリダイレクトします。
以上で、「Dropbox Businessの無料トライアル版」の解約は完了です。
Dropbox Business無料トライアル版解約後に、正常に元のDropbox Plusに戻るかの検証
プランは元のDropbox Plusに戻るのか?
「Dropbox Businessの無料トライアル版」の解約が完了した直後に、Web版のDropboxにログインして確認します。
右上のアイコンをクリックしてメニューを開き、「設定」をクリックします。
プランタブを開いて現在のプランを確認します。
正常に、元の「Dropbox Plus」プランに戻っていました。
Dropbox Businessの無料トライアル版を申し込んで、その無料期間中に解約しても、以前に契約していた個人版の有料プランの内容を引き継いで戻れることが確認できました。
Dropboxフォルダは元に戻るのか?
従来利用していた「Dropbox Plus」から「Dropbox Business無料トライアル版」を申し込んで移行した段階で、PCの「Dropboxフォルダ」に異変がありました。
突如、Dropboxフォルダ内に「自分のDropboxアカウント名のフォルダ」が出現。
フォルダを開いて確認すると、今までDropboxフォルダ内にあったデータは全て「自分のDropboxアカウント名のフォルダ」の中に移動されていました。
まあフォルダの階層が全て変更されただけなので、これといった問題は無いですが、Dropbox Businessの無料トライアル版を解約したらどうなるだろうか?と疑問に思っていたので観察してみました。
無料トライアル版の解約直後から、Dropboxが猛烈な同期作業を開始し、しばらく(10分ほど)経った後に元のフォルダ階層に戻りました。
無償トライアル版の使用前使用後で1つだけ違うのは、Dropboxフォルダ内に、無償トライアル版解約で強制解散したチーム用の共有フォルダのバックアップが作成されたくらいでした。
まとめ
- Dropbox Businessは最低ユーザー数が3人以上必要。
- 自分1人しか利用していない段階でも3人分の料金が発生。
- Dropbox Business(Standard)の実質的な最低料金は4,950円/月(税込み)
- 個人用の有料プランからDropbox Business無料トライアル版を開始しても、無料期間中に解約したら元々契約していた個人用の有料プランに戻る。
以上で解決です。